静岡県議会議員
阿部 卓也
日本の歴史をひもといてゆくと、創世記の日本のくにづくりの物語、日本人のもつアイデンティティ”大和魂・やまとごころ”の解説書たる「古事記」にゆきつきます。
出典は古事記「稲羽の素兎の段」より「負袋為従者卒往」
(ふくろを背負いてともびととなりてゆきき)
大きな袋を背負っている大黒様(大国主命・おおくにぬしのみこと)の絵を思い出して下さい。
あの大きな袋には金銀財宝のたぐいではなく、この世のあらゆる
心配ごとや、苦労、難題の数々がはいっています。
日本の国づくりをしてゆくために全国を歩きまわった大黒様が、多くのひとびとと接して、自らひとつひとつの問題に真心をもって対処し、背負ってきたことの全てがあの袋には入っているのです。
政治を志す者として、富や名声でなく、重い荷物を黙々となおかつ笑顔で背負って、くにづくりのために歩いた大黒様(大国主命)のように、「歩こう」「話そう」「真心を尽くそう」と決意しました。
その決意や思い、活動の記録を記して、より広く多くのみなさまと接していけるようにこのホームページとブログを開設しました。
背負ってゆく袋がどんどん大きくなるように誓いを込めて、「負袋録(ふたいろく)」と名づけました。